2018年07月26日(木)

イノベイティブなタイ企業に学ぶ、リーダーの役割と経営理念浸透法

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Description 講座紹介|Course description

イノベイティブなタイ企業に学ぶ、リーダーの役割と経営理念浸透法

企業の成長・拡大を推し進める原動力となるのが経営理念です。集まったメンバーの中で自然に醸成されていくソフトタイプの経営理念、経営者が策定しトップダウン型で浸透させるハードタイプの経営理念。ソフトとハードをうまく組み合わせることで10万人もの組織体を運営し成長に導いているのがセブン-イレブンの運営者であるCPオールです。彼らはいかにして経営理念を浸透させ、イノベーションに結びつけているのか。どんな制度や施策がイノベイティブな取り組みを可能にしているのか。タイ最大のコングロマリット、CPオールが実施している「革新を生み出すための経営理念浸透法」の具体論を解説します。

1. 経営理念とは何か
「存在して当然」のものとして語られがちな経営理念。ビジネス書や経営指南書では必須Wordの一つですが、その本質や機能は意外なほど理解されていません。はたして経営理念とは具体的には何を指しているのか。事業運営にどのような役割を果たしているのか。組織のリーダーには必須の知識を解説します。

2. セブンイレブンの経営理念浸透法
従業員数10万人。学歴も出身地も家庭環境も異なる従業員に経営理念を浸透させるのは容易なことではありません。セブンイレブンはいかにしてこの難題に挑み、どのような「解」を生み出して実践に移しているのか。「世界でもトップクラスのイノベイティブ企業」と高く評価されているセブンイレブンの経営理念浸透法を解説します。

3. PIMの学生がイノベーションを起こす
セブンイレブンが経営母体のパンヤーピワット経営大学(PIM)の学生数は1万4000人。1年に2回、計8回インターンシップに従事し、セブンイレブンでの勤務を体験する学生たちの間からたくさんのイノベーションが生まれ、セブンイレブンをより強い小売チェーンに育てました。PIMから誕生したイノベーションの具体例を解説します。

4. 命令するな、アドバイスせよ
リーダーの重要な役割の一つが企業理念を下に浸透させていくこと。そのためには物語のように粘り強く経営理念を伝えていかねばなりません。命令ではなく、スポーツ選手にコーチがアドバイスをしながら上達に導いていくような指導法が必須です。コミュニケーションを軸にしたセブンイレブン流人材育成術の本質に迫ります。

5. 「考える人」を育てるための制度
経営理念を正しく理解し、自ら考え、自ら答えを生み出し、そしてイノベーションを生み出す。能動的な人材を育てていくためにセブンイレブンはさまざまなコンペや評価制度を導入しています。「考えること」が苦手とされるタイ人を「考える人」に育てていくために効果的な制度の実例を解説します。

特徴|Point

参加者が得られるメリットは下記の3つです。

1. 経営理念の重要性と役割がわかる
経営理念とは全従業員が目指すべき道標。事業の成長や拡大を志す上で必須の経営理念の本質を学べます。

2. 経営理念の効果的浸透法がわかる
バックグラウンドの異なる従業員に企業理念を浸透させるために効果的な、経営理念の浸透方法を学べます。

3. イノベイティブな組織作り法を学べます
課題に取り組み、解決に挑み、イノベーションを生み出していく。「考える」人材とイノベイティブな組織作り法を学べます。

対象|Target

対  象 日本人駐在員(MD、GM、マネージャー、リーダー)、タイ人経営者(MD、GM)
業  種 すべての業種
企業規模 在タイ日系中小企業(従業員数 〜200人)
※在タイ期間を問わず、すべての方におすすめの講座です。

形式|Format

講義型(定員36名)
※タイ語・日本語の逐次通訳は、ガンタトーン・ワンナワスが務めます。

講座のスケジュール|Program Schedule

08:30 受付開始
09:00 講座開始
11:30 質疑応答
12:00 講座終了
※休憩は適宜入ります。

Participant Reviews この講座と類似した講座に参加されたお客様の声

  • 現地従業員のモチベションアップの方法が参考になった。の画像

    現地従業員のモチベションアップの方法が参考になった。

    非常に参考になりました。特に、キャリア開発を通じた現地従業員のモチベションアップについて、仕組み作りの一端をイメージすることができました。早速、取り掛かっていこうと思います。

    • Course Category
    • マネジメント
    • 製造業 Wさん
  • タイ人経営者の会社と従業員に対する熱量を強く感じた3時間。の画像

    タイ人経営者の会社と従業員に対する熱量を強く感じた3時間。

    大企業ですが、心優しくマメで頼れるボスとして家族的経営を心がける講師の話は、非常に勉強になりました。タイ人の気質や文化、CP ALLの社員活性化のため取り組んだ経験談がとても興味深かったです。

    • Course Category
    • マネジメント
    • 食品関係 Nさん

Speaker 講師|Speaker

ガンタトーン・ワンナワスの写真

ガンタトーン・ワンナワス

CEO, mediator co., ltd.

在日経験通算15年。2004 年埼玉大学工学部卒業後、在京タイ王国大使館工業部へ入館。タイ国の王室関係者や省庁関係者のアテンドや通訳を行い、タイ帰国後の2009 年にMEDIATOR CO., LTD. を設立。日本貿易振興機構(JETRO)や福岡県などの日本政府機関、地方自治体の仕事を請け負う他、JETRO海外コーディネーターや中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー等、日本の6つの組織でアドバイザーとして日本企業をサポートしている。

日本語能力は、日本語能力検定(JLPT)にて最高レベルのN1保持者、ビジネス日本語検定(BJT / 2016年)にて東南アジア最高得点を獲得。2017年9月には、タイ政府主催の日タイ国交イベント「タイ経済ミッション」にて総合司会を担当。

ラートチャイ・スターマーノン 氏の写真

ラートチャイ・スターマーノン 氏

Assistant to the President for Planning and Development, Panyapiwat Institute of Management(PIM)

CP All PLC. の Senior General Managerであり、CP Group 運営の大学「Panyapiwat Institute of Management(PIM)」にて企画開発を務める。人的資源管理や作業実績管理、報酬の支払い方等、人材のキャリア形成に精通している。CP All PCL.、Osotspa、タイ農業・農業協同組合銀行(BAAC)、マヒドン大学では人事制度開発に携わり、ガバメントセイビング銀行、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)、CPリテーリング・アンド・マーケティング(CPRam)等では作業実績管理制度開発に携わった。

プリンスオブソンクラー大学行政学部を卒業。タイを代表する研究機関であり大学院大学でもあるタイ国立開発行政研究院(NIDA)にて人事運用の分野で修士、ラムカムヘン大学では人的資源管理の分野で博士を修得。

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Course CODE S-1801-JT
Course イノベイティブなタイ企業に学ぶ、リーダーの役割と経営理念浸透法
Date 2018年07月26日(木)
9:00-12:00
Price 6,000THB + VAT7% / 1人
Language 日本語(タイ語→日本語の逐次通訳)
Place mirai campus
Major Tower Thonglor Fl.10, 141 Soi Thonglor 10, Sukhumvit Road, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110

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