タイ人営業担当者向け｜目的達成に向けた、相手の心をつかむ会話術

Description 講座紹介｜Course description

相手が得たい情報を正しく見極め、目的達成に向けた適切な会話術を学ぶ

「営業に行ってみたが反応が悪い。でも、何が悪かったのかイマイチわからない」「タイはオーナー企業だから、オーナーさえ掴めれば勝てると思ったのだが…」タイ人営業担当者から、そんな報告を聞いた経験はありませんか？タイ人は、ウェットな国民性でおしゃべりを好む性格と思われがちですが、馴染むまでには時間がかかり人見知りの人もたくさんいます。また、日本人と同じく「空気を読む」価値観が根強く、言葉にしないことも多いため、相手に的確な情報を伝えられないことも多々あります。

一般的にタイ人にとって「営業」は憂鬱な仕事であり、断られたらどうしよう…など、嫌がられたり結果が出せないことを恐れる傾向があります。また、昔から一定のコミュニティ内で商売を行うという商習慣もあり、いわゆる「飛び込み営業」に代表されるような日本式の根性論的な営業スタイル・意識はタイ人にはなじみにくいのが現実です。とはいえ、タイでの事業を拡大するには、タイ人営業チームの成長が欠かせません。



本講座では、営業部門の強化を図りたい日系企業のタイ人従業員を対象に、営業で使いたいコミュニケーション術、交渉術をテーマに、営業のクロージングに向けた思いの伝え方、話のまとめ方を習得します。人間には情報の取り入れ方に得意不得意があり、そのパターンは「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つと言われています。相手のパターンを正しく見極め、自身の目的達成に向けた適切な話し方を学びます。

特徴｜Point

1.　心理学に基づいた、交渉に必要な要素をロジカルに学ぶ
2.　相手の情報獲得パターンを見極め、適切な話し方を選ぶ
3.　ぼんやり終わらない、狙いを定めた営業トークの段取りと方法

対象｜Target

営業部門のタイ人スタッフの方

形式｜Format

講義型（定員30名）

講座のスケジュール｜Program Schedule

13:30　受付開始
14:00　講座開始
17:30　質疑応答
18:00　講座終了

Speaker 講師｜Speaker

プラチャヤー・ピヤマノータム 氏

Department of Psychology, Philosophy Doctorate Program, Ramkhamhaeng University - President

コンフリクト管理心理学、企業内カウンセリング、サービス業や営業職に向けた心理学、チームワークとコミュニケーション術、判断力・問題解決力、説得技術、仕事に対する内発的動機づけ、経営心理学等を得意とする。タイデータ通信業者大手AIS、食品加工大手CPF、飲料大手ThaiBeverage、タイ石油公社PTT、サイアム・セメント・グループ（SCG）、百貨店開発のザ・モールグループ等大手タイ企業にて講師を担当。

ラムカムヘン大学カウンセリング心理学科学士号取得、米国 Golden Gate University 産業心理学・組織心理学科修士号取得、ラムカムヘン大学産業心理学・組織心理学科の博士号取得。